「エアサイクル」システムを採用し、
壁の中まで健康的に・・・
近年、日本は、住宅の省エネルギー化を促進させるためのさまざまな方針を掲げております。
使うエネルギー≦創るエネルギーになる住宅「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」がその中心となります。
それに伴い、高度な先端技術を使いCO2の排出を抑えながら効率よくエネルギーを使う「スマートハウス」が大手ハウスメーカーを中心に手掛けられています。確かにそのシステムにより効率的なエネルギーの使い方ができ、快適に暮らすことができるかもしれません。
しかし、その一方で設備やIT機器に依存しているがために、常にコストや故障のリスクが伴いますし、また、人工的すぎて本来の家の住み心地の良さを感じられないような気がするのです。
こうした先端技術を駆使したアクティブなエコハウスとは全く逆の発想の家づくりが、自然の生態系と調和し、環境と共生するパッシブデザインのエコハウスです。
太陽熱や風、地熱など、もともとある自然の恵みをエネルギーとして取り入れて活用し、快適な暮らしをつくる技術が自然エネルギー活用住宅です。
ややこしい設備や機器に頼らない自然エネルギー活用住宅の代表として「エアサイクルの家」があります。
「エアサイクルの家」のシステムは、1984年に誕生しました。快適で健康的な住まい、長寿命の家は、自然の豊かさを知っている人から全国で愛されています。
この「エアサイクルの家」は、断熱性能はもちろんですが、壁の中を空気が循環し、内部結露やカビが生じにくいため、長寿命で壁の内部まで健康的であるという点でも住環境工房SHIDAの目指す家づくりとまさに合致します。
この「エアサイクルの家」と、木をふんだんに使った家づくりは、家の住み心地の良さを味わいながら、国が目指す省エネルギー住宅としても対応可能です。